【滋賀県】 NISSAN(日産) SKYLINE(スカイライン) R31 GTS-R 車検整備【東近江市】

こんにちは。サービスの久保です。

今回は日産　スカイライン　R31　GTS-Rの車検整備を行いました。

R31　GTS-Rとは普通のR31と違ってレース仕様で作られたわずか８００台しか製造されなかった車両になります！

GTS-Rはレース仕様ということもありABSが無かったり、ターボが違ったりしています。

さて本題ですが、前回の車検ではタイミングベルトやウォーターポンプ、パワステポンプなどの交換をしまして、去年はクラッチに使用しているレリーズベアリングからの異音でクラッチ交換やスターターの交換を行ってきました。

前回の車検時は他の作業もかなりあったのでラジエーターの交換は見送っていましたが、その際にウォーターポンプの交換をしていた事もあるせいなのか、劣化のせいなのかは定かではありませんがラジエーター本体から冷却水漏れがありました。

水漏れはそのままにしておくとエンジンを冷やす為の冷却水が無くなり、最悪の場合エンジンかオーバーヒートしてしまうので交換となります。

更にお客様からのヒアリングで加速時や80kmを超えた時やブレーキをかけた時にハンドルが振れるとの事でした。

これはテンションロッドと言ってホイールの前後方向の動きをコントロールするロッドで、そこにゴムﾌﾞｯｼｭが使用されており、ゴムの劣化で加速時などハンドルが振れていると判断しました。

では早速R31の整備をしていきたいと思います。

まず、冷却水の漏れがあったラジエーターはリビルト品（再生品）を作成してもらいました。

R31からアッパー・ロアタンク共プラスチック製になっていまして再使用不可になっていまして新品を取って頂きました。

次に足回りテンションロッドブッシュの交換を行います！

取り外したテンションロッドです。（左が新品・右が取り外したブッシュ）

見ての通りブッシュが潰れています。

このように足回りのブッシュのﾍﾀﾘによる不具合は年式・走行など原因は多々あります。

そして今回はフロント・リアのスタビライザーブッシュとフロント・リアのスタビライザーリンクとブッシュの交換をし、足回りのゴム類のリフレッシュが完了しました。

新品に交換後の試走はハンドルが振れる事も無くばっちりでした！！

残りは下廻りの塗装をして終わりになります！

酷い錆などをワイヤーで落とし、下廻り洗浄後、乾かしてシャーシブラックで塗装して終わりです。

次の日には愛媛県まで泊りで行かれ、道中も不具合無く快適に行かれたそうです！

ご来店ありがとうございました！

スカイライン　Ｒ３０・Ｒ３１・Ｒ３２・Ｒ３３・Ｒ３４の車検・点検・修理・カスタムは滋賀県東近江市にあるマスターピースまで～