こんばんにちは!!

サービスの麻原です。

今回のブログですが、BMW E28 535iの内容です。

ボヤキみたいな内容ですがお付き合いいただければと思います(笑)

こちらは販売用に仕入れた車両で、ちまちまと修理を進めておりまして…

いつも古い車が入庫するとまずざっくりと様子を見ます。

その車が今までしっかりとメンテされてきた車なのか、予算重視で整備をケチってきた車なのか…どういった車なのかが見えてきます。たぶん(笑)

どんな車が入庫しても基本的には法定点検に沿った内容で確認していき、+αで自社基準の点検項目にて確認していきます。

古い車となるとありとあらゆる箇所からのオイル漏れがありそれがエンジンオイルなのかパワステオイルなのかオートマチックフルードなのかはたまた何のオイルなのかすらわからないぐらいだばだばに漏れているモノもあります(笑)

よくない車屋さんとかだとキレイに洗って販売納車するところもあるらしいですね…

でも、こういったビンテージカー?、思い入れのある車、旧車とかってこだわって購入される方が多いと思います。

だからこそ購入してから後悔していただきたくないという気持ちで納車整備をしております。

この手の古い車は部品の供給が無くなりつつあります。

アメ車は比較的長い間、部品供給があります。

ヨーロッパ車も割と長い気がします。

日本車はすぐなくなります(笑)

なんなら前モデルのト○タ車のオプションエアロはすぐ製造廃止になります(笑)

部品があるうちに部品だけ先に買うってのも一つアリなのかもしれません。

このBMW 535i E28はオイルパンよりオイル漏れがしており、オイルパンガスケットを交換するのですがエンジンマウントとサブフレームの兼ね合いでエンジンを空中に吊った状態で作業する必要があります。

もちろんそれ以外の方法も気合でなんとかなるかもしれませんが弊社はこの方法を推奨しております。

エンジンオイルパンガスケット、ATオイルパンガスケット、タペットパッキン、ここらへんのパーツは古い車はだいたい漏れています(笑)

あとはパワステのホースやバキュームホースの亀裂などもあります。

こういった車の作業をしていると、ちょっと触っただけでちぎれるホースや、くだけるガスケットなどをよく見かけます。

よく今までこれで凌いでいたなと、首の皮一枚で持ちこたえている部品を見ると感心します(笑)

BMW E28 535iのオイルパンの内側です。

この車、初度登録がS62年ですが今まで一度も外されていなかったのでしょうかね?

真相はわかりませんが比較的きれいなほうだと個人的には思います。

オイルメンテが悪い車って中にヘドロみたいなのがたまっていたり、結石みたいなのがあったりとゴミ箱みたいになってます。

それを考えると30数年間の歴史の割にはキレイです。

外したサブフレームとマウント他部品たちです。

長年のオイル漏れと巻き上げた砂埃などで思い出がたくさんついておりますね。

弊社ではこういった部品は外した際にできるだけキレイに掃除してから取付をしております。

特段費用をいただいているわけでもありませんし、つけてしまえばお客様からも見えない部分かもしれませんがコダワリの一つです。

あとは元通り組みなおして完成になります。

まるで新車!とまではいきませんがキレイになったと思います。

今回整備、修理した部分は経年劣化による消耗品を交換して漏れている箇所を修理しただけになります。

これだけ手の込んだ修理をしていてもお渡ししてから数日で違うところが壊れることなんかザラにあります。

自分たちとしても壊れてしまうとショックですが、お客様はもっとショックかもしれません。

壊れて、修理して、また壊れて…の繰り返しが古い車の定番です。

ですが修理するたびに愛着も湧いてくるのではないでしょうか?

もちろん古い車に限らず今お乗りの車もそうだと思います。

乗り換えるのも一つかもしれませんが大切な愛車、是非修理のご相談してください!

お待ちしております。

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